GIVE＆ＧＩＶＥの精神☆

様々な物事はいわゆる『ＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥ』で成り立っている。


ＧＩＶＥは与えること。ＴＡＫＥは与えられること。
聖書に書いてある『与えよ。さらば与えられん。』と同じ意味☆


こういう言葉を知っていながら、この言葉の意味を間違えて捉えている人も多いのが現状。



要するに、『ＴＡＫＥ＆ＧＩＶＥ』になっている状況って多くないですか？


してもらったっから、してあげる。
与えてもらったから、お返しをする。
もしくは。。。。『ＴＡＫＥ＆ＴＡＫＥ』になっていて、与えられる事ばかりを望む人。


また、ＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥを単に、直接的関係でしか考えられない人。


例えば、お友達の誕生日にプレゼントをあげたから、
私の誕生日にプレゼントをその友達からもらった。

↑
確かにこれもＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥだけど、お友達の誕生日が先に来ていたら。。
それは『ＴＡＫＥ＆ＧＩＶＥ』になってしまう。
『ＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥ』というのは、こんな単純な意味ではなく、世の中の法則として捉えることができれば、
その意味を理解でき、真の意味でその行動ができるはず。


昨年、読んだ本に『ガネーシャの教え』という本があった。
その本の内容は、成功の法則・理論をガネーシャという大阪弁の神様を通じて、
一人の主人公がそれを実践していくというもの。


そのガネーシャの教えの中の成功の法則に『寄付をする』という項目があった。
～成功している人はかならず寄付をしている、
　　だから、おまえも寄付をしろ！コンビニのレジの横にある寄付の箱でも何でもいいから、
　　寄付をすることが成功の秘訣やで～

的、内容で書いてあった。

単純に捉えれば、『成功したければ寄付すればいいんだ。』という事になる。
でも、寄付をしたら成功できるの？その真髄は？？？？


本を読んだ私は、何でも早速トライする単純な人なので、せっせと寄付をしましたよ。


だけど、ある時にふと気付いたんです。

寄付をするということは、無条件に与えるということ。
そこに見返りを求めないこと。

ここでも要するに『ＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥ』なのです。
そしてそれは間違いなく、直接的関係でのＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥでは無いこともわかると思う。

だって、寄付をした団体に与えたら、寄付をした団体から与えれるわけじゃないでしょ？


要するに言葉を変えて言うと仏教で言う『徳を積む』ということに通ずるかも。


小さな自分の世界だけで物事を捉えるのではなく、世の中は大きな自然の法則にしたがって動いている。
それはごく当たり前のことで、例えば、『たらいの水』という話がある。

『たらいの水の原理』
・・・たらいに張った水を自分の方へ引き寄せようとしてたらいを傾けると、
自分の方へ水は一旦来るんだけど、たらいのふちに当たって、反対側に勢いよく返って行く。
逆に、自分とは反対側にたらいを傾けると、水は反対側のふちにあたって勢いよく自分に返ってくる。

自分のところへ持ってこようとすればするほどそれは離れていき、相手の方へ持って行こうと
すればするほど、自分の方へ戻ってきてしまう。


その動きに身をまかせるがごとく、無条件に与えること、
例えに挙げた『寄付』という事だけでなく、全てのことに当てはまる。
それが成功や幸せの法則なんだ。とちょっと思ったわけ。


そんなことを思ったきっかけ。

先日の出張帰り、お仕事の担当者のＵさんとお話をしながら電車に揺られていたんです。
ちょうどその出張の前日に、とある知り合いに会った時、

『店長のそのモチベーションはどこから来るの？』

と聞かれたんです。とっさにこれだ！という言葉が頭に浮かばず、
『使命感かな？責任感っていうか。。任されればそれに答えるという感じ』という返事をしたんですけど。。
という内容の話の中、Ｕさんのモチベーションは何ですか？
と聞いて見た。

すると、『自分の場合は、モチベーションという言葉に当てはまるかどうかわからないけど、
ＧＩＶＥ＆ＧＩＶＥだからね。』


そんな答えが返ってきた。


深い。実に深い。


見返りを求めない本当の意味のＧＩＶＥ＆ＴＡＫＥは、『ＧＩＶＥ＆ＧＩＶＥ』という言葉のほうがしっくりくる。




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